ダイソーのソルト用ジグヘッドとシャッドテールワーム。
ルアー釣りを本格的に始めた当初にコアマンのVJ-16で青物を釣り、それ以降はこのダイソーのソルト用ジグヘッド+シャッドテールワームでいろんな魚を釣ってきました。
ダイソーVJでヒラスズキ
このダイソーVJことダイソーのソルト用ジグヘッド+シャッドテールワームで自分が釣ってきた魚達と釣り方をまとめました。
ダイソーVJの種類と使い分け
ダイソーVJはソルト用ジグヘッドの種類が重量ごとで4種類、ワームはカラーと長さを含めて4種類あります。
ソルト用ジグヘッドの重量は12g 16g 22g 28g

現在ダイソーから販売されているソルト用ジグヘッドの重量は12g、16g、22g、28gの4種類です。
漁港内などの潮が比較的落ち着いている場所は12gや16g、サーフや河口などの流れがある場所は16〜22g、磯や深場、サーフで遠投したい場合などは22〜28gといったような使い分けをしています。
2025年10月に12gが新登場

新しく12gもライナップに加わりました。
たにせん水深の浅い場所や、更にじっくり誘いたい&リーリングをゆっくりしてフィネスな釣りをするなら、この12gは重宝するでしょう。
フックは交換した方が良い

一つ注意点で言えば、デフォルトで装着されているスプリットリングとトレブルフックは弱くバラシやすい傾向にあるので、同じダイソーで販売されているスプリットリングとトレブルフックに変更しておくことでバラしをかなり軽減できます。
50cmを超える大型魚やハタ系を狙う場合はもっと安定して強度のある「がまかつ」のフックなどもおすすめです。最初についているフックは#8ですが、取り替えるサイズは#6以上のサイズが良いです。
バラシが多い場合にはシングルフック
もしもトリプルフックでバラしてしまう回数が多い場合はシングルフックパターンも別途用意しておくといいかもしれません。

特に針が曲げられそうな大きめの青物や大型ヒラメ・マゴチ対策ならフックは前後2つずつ装着させるのもありです。
たにせん私の場合はオフセットフックでもお世話になっているコスパが良いカツイチの縦アイのシングルフック、そして後ろは少し小さめのカン付き伊勢尼(12〜14号)を装着しています。※後ろのフックを少し小さくしてるのはワームとの干渉防止のためです。
シャッドテールワームは72mm/88mmの2カラーで合計4種類

元々シャッドテールワームはワームの長さが72mmでブルーとピンクの2種類しかありませんでしたが、新しく88mmの長さも登場しています。

72mmはよりベイトに近いサイズ感、そして微波動でスれている魚などにも効果的ですが、88mmはより大きくアピールしたい場合や活性が高い魚にいち早く気づいて欲しい場合などで選ぶのが良いかもしれません。
| 72mm | 88mm | |
|---|---|---|
| メリット | 飛距離が出る 低活性時にも有効 | 可動域が多くアピール力がある 遠くからでも見つけてもらいやすい |
| デメリット | アピール力が弱い | 空気抵抗で飛距離が出ない |
ヒラメなどは特にこの88mmの長めのシャッドテールワームでアピール力強めに誘うこともできるのではないかと思います。
ダイソーVJで釣れる魚種

とにかく活性が高い腹が減った魚がいれば何かしら喰ってくれるというレベルの高期待のルアーなので、何を狙っているか、そしてどういう時間帯で釣りをするかで狙う魚種と釣り方をチェックしてみてください。
たにせん以下では私がダイソー VJで釣ってきた魚種と実践した釣り方をまとめています。
スズキ(シーバス)

スズキ(シーバス)は比較的どこにもいるターゲットで、朝マヅメや夕マズメ、そして夜などの活性が高い時には表層付近にベイトを補食しに来ているのでそこを狙ってダイソーVJ(ダイソーDJ)を泳がせるのが一番良いです。
スズキ(シーバス)をダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | ・日の出前の朝 ・日の入り1時間後 ・夜 |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:12g/16g + カラー:ブルー |
| 釣り方 | ・着底からのただ巻き ・着水からの表層ただ巻き |
| おすすめのタックル | ・シーバスロッド ・2500〜4000番リール |
シーバスは自分の釣ってきた感覚だと特になにもアクションを加えずに、ずっとただ巻きするのが良いと思います。
またシーバスは表層付近にいるベイトに対して上を向いて捕食のタイミングを伺っているので、その上をスルスルーとただ巻きさせるイメージが一番良いと思います。
着水したらすぐにただ巻きを開始して、あまり下へ沈まないぐらいの速度を保って巻き続けるのが良いです。特に流れが強い場所であればゆっくり目に巻くのも効果的でしょう。ミノーやシンペンに比べると沈みやすいので巻き速度には若干の調整が必要です。
表層ただ巻きでシーバス
ベイトが小さい場合はフロート+ワームのほうが釣りやすいです
ヒラメ

ヒラメはミノーやシンキングペンシル、ワームなど色々なルアーで釣れる魚ですが、私はこのダイソーのVJだけで結構釣りました。逆にそれ以外のルアーでほとんど釣っていないほど相性が良いです。
ヒラメをダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | ・日の出前の朝 ・日の入り1時間後以降の夜 |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:12g〜28g + カラー:ピンク/ブルー |
| 釣り方 | ・着底からのストップ&ゴー ・着底からの2〜3回ちょんちょん ・浅い場所なら着水から表層ただ巻き(高活性時) |
| おすすめのタックル | ・シーバスロッド ・サーフ用ロッド ・3000〜4000番リール |
あくまでも自分がヒラメをダイソールアーで釣ってきた釣果データに基づいたものですが、やっぱりヒラメは夜か朝の日の出前が狙いやすい気がします。

またカラーはどちらでもOKですが、どちらかというとピンクの方が釣れている気がします。もちろんブルーも良いときもありますが、ブルーからピンクに変えた瞬間に反応して釣れたこともあるのでピンク色はさすがヒラメカラーと言われるだけあるようです。
漁港などでは12gや16gを使いフォール時間を多少長めにとることができ、下から上を見ているヒラメに対して捕食のタイミングなどでじっくり誘えるかなと思います。
遠浅サーフでは12〜22g、急深サーフなら22〜28gを使うことが多く、特に飛距離をだして遠くの地形も探りたいのであればジグヘッドが重い方がより飛びやすくなります。
ストップ&ゴーでヒラメが釣れた動画
逆に水深が2〜3mぐらいしかない浅い場所では着水からすぐに表層をただ巻きするのも良いです。ベイトが表層を漂っていてそれを捕食しているならなおさら表層がいい感じです。

朝マヅメに表層ただ巻きで釣れた動画
マゴチ

夏が旬と言われる高級魚のマゴチはシーズン中はサーフからダイソーVJで釣りやすい対象魚の一つでもあります。
マゴチをダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | ・日の出前の朝 ・日中 |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:12g〜28g + カラー:ブルー/ピンク |
| 釣り方 | ・着底からのストップ&ゴー ・着底からのボトムバンピング ・着底からのリフト&フォール |
| おすすめのタックル | ・シーバスロッド ・サーフ用ロッド ・3000〜4000番リール |
マゴチはヒラメとよりもさらに低い底付近のレンジに居るため、ヒラメが底から50cm〜1mぐらいのレンジと考えるとマゴチは底から〜50cmという感じでじっくり探っていくのが良いかもしれません。
また波打ち際で釣れることも多く、手前まで気を抜かずに巻いてくるのが重要だと感じています。浅い場所や手前を重点的に狙うならなるべく軽い12gや16gのジグヘッドを使うのが良いでしょう。
マゴチはより低層をふわふわと誘う方が効率的なので、同じくダイソーから販売の5gもしくは10gのオールラウンドジグヘッドにシャッドテールワームを装着して、じっくり誘うのもおすすめ。
青物(ブリ・カンパチ系)

ブリ・カンパチ・ヒラマサなどの青物もベイトがマッチしていれば間違いなく喰ってくるので、ジグなどに反応がない場合はダイソー VJを通すと釣果に繋がることも多々あります。
青物(ブリ・カンパチ系)をダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | 朝マヅメ、夕マズメ |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:16g〜28g + カラー:ピンク/ブルーどちらでも |
| 釣り方 | ・着水からのただ巻き ・着水からのストップ&ゴー ・着底からのただ巻き ・リフト&フォール |
| おすすめのタックル | ・シーバスロッド/ショアジギングロッド ・4000〜5000番リール |
射程圏内に大型の青物のナブラが発生していれば、アピール強めの88mmのシャッドテールワームで逃げ惑うベイトの下あたりを通す(群れからはぐれた弱ったベイトを演出する)と効果的。
カサゴ

堤防でも磯でもテトラでも比較的どこでも生息してるカサゴはダイソーのソルト用ジグヘッドとシャッドテールワームでも結構釣れやすいターゲットだと思います。
カサゴをダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | 朝マヅメ、夕マズメ |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:12g/16g + カラー:ピンク/ブルーどちらでも |
| 釣り方 | ・着底からリフト&フォール ・着底からゆっくりただ巻き ・着底からのストップ&ゴー |
| おすすめのタックル | ・シーバスロッド/エギングロッド/ロックフィッシュロッド ・2500〜4000番リール |
カサゴは夜にはボトムからに上がって来ることがあるため、ダイソーVJのただ巻きでも活性が高ければ簡単に食ってきてくれます。
またこのサイズのルアーに食ってくるカサゴは比較的大型なことが多いので、20センチ以上のカサゴを狙うなら朝マズメ、もしくは夕マズメから夜にかけて活性が上がる時間帯に狙うのをおすすめします。
オオモンハタ

初夏から秋にかけて人気のロックフィッシュで釣れるハタですが、アカハタ、キジハタのと比べてもオオモンハタは回遊性があり、中層あたりまで泳ぐためこのダイソー VJで釣りやすいターゲットです。
オオモンハタをダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | 朝マヅメ、夕マズメ |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:12g〜22g + カラー:ピンク/ブルー |
| 釣り方 | ・ストップ&ゴー ・着底から5〜7回のデッドスロー巻き |
| おすすめのタックル | ・シーバスロッド/エギングロッド/ロックフィッシュロッド ・2500〜4000番リール |
また着底までのフォールはテンションフォールだと根掛かりし易いため、フリーフォールで落として着底したらすぐに巻き上げるのが良いと思います。

流れがそこまで強くない堤防あたりから敷石の足元を狙うなら、ダイソーのオールラウンドジグヘッドの10gあたりもおすすめです。
タチウオ

タチウオは実際には回遊次第でもあるのでなかなか難しいですが、時合がくればダイソーVJで全然釣れる対象魚だと思います。
タチウオをダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | 朝マヅメ、夕マズメ、夜 |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:12g/16g + カラー:ピンク |
| 釣り方 | ・リフト&フォール ・ワインド ・表層〜中層ゆっくりただ巻き |
| おすすめのタックル | ・シーバスロッド/エギングロッド ・2500〜4000番リール |
タチウオは釣れたデータが少なくてあまり信憑性は高くないですが、シャッドテールワームのカラーはピンクの方が反応が良かったです。
ただ標準のフックだとなかなかフッキングが決まらなかったり外れたりするので、変えられるならフックは釣具メーカーの強めのフックに変更しておいた方がいいかもしれません。
正直タチウオを数釣るなら、別のダイソーで販売されているタチウオ用のピンテールワーム+ケミカルライトを使うか、きびなごを使ったテンヤの方が圧倒的に良いと思います。
クエ

限られたシーズンにはなりますが、根魚の種類としては高級魚となるクエも活性が高い時間帯はダイソーのVJで釣ることができました。
クエをダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | 朝マズメ |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:12g/16g/22g + カラー:ピンク |
| 釣り方 | ・着底からのただ巻き ・リフト&フォール |
| おすすめのタックル | ・シーバスロッド ・2500〜4000番リール |
クエは基本的に自分の住処(岩場や岩礁)からあまり外に出ず過ごしますが、朝マズメだけやたらと活性が高く、ベイトを食べに穴から出てきて捕食するようで、その高活性時にワームでの食いつきが良いことがありました。

同じくダイソーの小さい版となる6個入りのシャッドテールワームでも釣ることができたので、日の出前後の活性が高いときには釣ることができる可能性が高いと思います。
確実にクエを狙うなら泳がせやブッコミ釣りが適しています
カマス

攻撃的な性格で活性が高い時はジグサビキやメタルジグにも食いつくカマスですが、低活性のカマスはワームでしか喰わないときがあります。
そこでこのダイソーのソルト用ジグヘッド+シャッドテールワームは非常に効果的で、低活性のカマスでも口を使ってくれることが多々ありました。
カマスをダイソーVJで釣るための自己データ
| 狙いの時間帯 | 朝夕マズメ、日中 |
| おすすめの組み合わせ | ソルト用ジグヘッド重量:12g/16g + カラー:ピンク/ブルー |
| 釣り方 | ・着底からのゆっくりただ巻き(低活性時) ・着底からのストップ&ゴー(低活性時) ・着水からのワンピッチジャーク(高活性時) |
| おすすめのタックル | ・エギングロッド/アジングロッド ・2500〜3000番リール |
また大小様々なカマスが泳いでいる中、シャッドテールワームのサイズの関係もあって大型カマスばかりが釣れるので、大きいカマスを狙っている方には細いジグヘッド用のワームを使うよりダイソーのシャッドテールワームの方が向いています。
カラーはどちらにも反応が良かったですし、ソルト用ジグヘッドは根がかりがあまりない場所であれば強風にも強いのでどの組み合わせでもOKでしたね。
またカマスは6個入りのシャッドテールワーム+ジグヘッドでも釣ることができるので、どちらのやり方もおすすめです。
たにせんもちろん今は自分が釣れた魚だけを紹介しましたが、ブリなどの青物やハタ系などの根魚、サワラ・サゴシなども釣れると思います。いろんなフィールドで試して反応が得られるルアーなのでタックルボックスに一つ忍ばせておいて損は無いでしょう。
ダイソーVJの最大のメリットは価格

コアマンから出ているVJバイブレーションジグヘッドは約1,700円〜3,000円の値段で販売されていますが、ほとんど同じような動きができるダイソーのソルト用ジグヘッド+シャッドテールワームならわずか275円です。
同じ用に釣れて値段が約10分の1なら非常に人気になるのも分かりますし、一時期は全国のダイソーでも品薄状態が続いていたというのも納得ができます。
たにせん最近では在庫も落ち着いてきてどこのダイソーでもソルト用ジグヘッドとシャッドテールワームは見かけるようになりましたね。
ダイソー在庫アプリで在庫検索も可能

現在はダイソーの在庫検索アプリが登場し、最寄りの店舗などマップ上に買い物に行けるダイソー店舗があれば事前に在庫を把握できるようになりました。
目当てのダイソー商品の在庫を確認することができますし、ダイソーVJはシーズンによってはまとめ買いをする釣人も多いので、こういったアプリで事前に在庫を確認できるのはありがたいですね。
ダイソーVJのシャッドテールワームは通販もあり
ダイソー店舗が近くにない方は単品通販を公式サイトで行っており、在庫は現在はたくさんあります。
ダイソーの通販公式サイトページでマイページを作成し、配送先が確認できた上で正しい在庫が確認できるようになります。

ただしダイソーのネットストアでは最小でも合計1,650円以上からの買い物をしなければらなず、さらには送料が770円〜かかります。

合計で11,000円以上の買い物の場合は送料が無料になりますが、沖縄県本島や離島ではどうしても追加で料金がかかってしまいます。大量買いをして送料無料の地域となる本土の方にはおすすめの買い方です。
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コメント
コメント一覧 (3件)
ダイソーvjめちゃ釣れますよね。コアマンには申し訳ないけどコスパがやばいし、実家に帰省した時などでもダイソーさえあればどこでも調達できるのが最強だと思います。
ダイソーvjは50%以上の確率でリードとフックが絡んでしまい釣りになりません。
サミングしとる?