どこでも気軽に持ち運べるパックロッド(モバイルロッド)は、車やバイクでギリギリ持ち運べる2ピースロッドと違って、チャリ、電車、飛行機、リュックなどに忍ばせておけば、いざという時にいつでも取り出して釣りをすることができます。
![パックロッドに慣れてしまうと2ピースの取り回しの悪さを感じる](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/03/IMG_2642-1024x768.jpg)
私も実際にパックロッドはいくつも購入してきて使ってきましたが、持ち運びのしやすさに慣れてしまうと2ピースの収納が不便に思えてしまうほど。
飛行機であれば釣り竿は機内への持ち込みができるサイズは仕舞寸法で55cm(JALやANA等)以内と指定されており、もしも高級な2ピースロッドを空港で荷物として預ける場合、手元にないとちょっぴり不安な経験をする事もありますよね。
![機内へ持ち込みできる規定ギリギリの55ccmのパックロッドやコンパクトになるロッドを紹介](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/03/IMG_2644-1024x768.jpg)
そこで現在では55cm以下などの基準ギリギリに収められるパックロッドが各メーカーから発売されており、飛行機であれば機内で自分の手元に置けますし、公共機関の移動でも幅をとらず収納がしやすいです。
![](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2022/01/23E65929-954E-4784-87F7-0FFA87F87A80-1-150x150.jpeg)
2024年現在でこのパックロッドで思わず欲しくて気になるパックロッドをまとめています。
思わず欲しくなるおすすめのパックロッド
ここでは実際に触ってきたものや、これから人気シリーズとなりそうなお手軽価格モデルからハイエンドモデルまでのパックロッド(モバイルロッド)を含めおすすめ順でまとめてみました。
ラグゼ パックスタイル A4
![がまかつラグゼ パックスタイル A4](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/01/IMG_63c9dec8d982b-1024x520.jpg)
がまかつがラグゼ パックスタイル A4は仕舞寸法がなんと驚異の26.5cm〜28cmでA4サイズと同じ寸法とパックロッドが販売されているメーカーの中でも最小で30cm以下となり最高にコンパクト。
価格 | コンパクトさ | ||
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ラインナップの豊富さ | 収納ケース | ソフトカバー付き | |
2本継と比べてのロッドのしなやかさ | 収納時の総重量 (ケース含め) |
リュックやキャリーバックはもちろんですが、普段のビジネス用バッグにも収まる従来のパックロッドよりもさらに超コンパクトにまとめられるシリーズです。
またロッドは6〜最大8本継ぎではありますが、しなやかなバッドの曲がりを実現しているようでこの超コンパクトサイズならどこでもすぐに本格的なライトゲームができる仕様となっています。
![ラグゼ パックスタイル A4は専用ハードケース+ソフトカバー付き](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/01/IMG_63c9dec8da4a7-1024x768.jpg)
さらにロッドを守るソフトカバーとそれを覆うセミハードケースもついているのにも関わらず、実売価格は2万円台でロッド性能をから考えるとコスパにも優れています。
ラインナップ | S49FL-solid S54UL-solid S66ML B60L |
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仕舞寸法 | 26.5〜28cm |
継数 | 6〜8本 |
自重 | 70〜100g |
ルアーウェイト | 0.5〜21g |
適正ライン(ナイロンlb) | 1〜12lb |
適正ライン(PE) | 0.1〜1 |
先経 | 0.8〜1.3mm |
メーカー希望本体価格 | 24,000〜25,500円 |
ラインナップはアジングなどに使えるS49FL-solid、S54UL-solid、メバリングやブラックバスにも使えるS66ML、ベイトモデルとなるB60Lの4種類です。
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ラグゼ パックスタイル B4
![がまかつラグゼ パックスタイル B4](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/01/IMG_63c9f556da284-1024x520.jpg)
こちらも同じくがまかつのラグゼシリーズのパックスタイル B4サイズです。
価格 | コンパクトさ | ||
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ラインナップの豊富さ | 収納ケース | ソフトカバー付き | |
2本継と比べてのロッドのしなやかさ | 収納時の総重量 (ケース含め) |
A4サイズモデルよりは多少長くなりますが最大36.4mm以下に収まる仕舞寸法設計で、30g近くのルアーを飛ばすことができるシーバスやエギングなどに汎用性が高いロングロッドモデルとなっています。
スピニングだけではなく、ベイトリール仕様もあります。
ラインナップ | S74M B610M |
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仕舞寸法 | 33.5〜34.5cm |
継数 | 7〜8本 |
自重 | 115g |
ルアーウェイト | 5〜30g |
適正ライン(ナイロンlb) | 8〜16lb |
適正ライン(PE) | 0.4〜1.2 |
先経 | 1.4〜1.5mm |
メーカー希望本体価格 | 26,000〜27,500円 |
こちらのラインナップは2種類でS74Mはエギングやシーバス、堤防からのライトショアジギングなどにおすすめで、B610Mモデルはミディアムベイトモデルでブラックバスやシーバス、オフショアのボートゲームにも最適。
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
これほどのコンパクトなパックロッドはあまり例がないでしょうし、他社のパックロッドでもせいぜい4〜5本継ぎのものが大半となるため、この長さのロッドでこのコンパクトさは他では実現されていません。
![ラグゼ パックスタイル B4は8本継ぎで超コンパクトになるパックロッド](https://www.gamakatsu.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/pc-74-17-1024x370.jpg)
ラグゼのパックスタイルシリーズは最大で8本継ぎで、これだけ多点が増えてしまうとどうしてもロッドの性能に影響しがちですが、技術の進歩のおかげで全体がしなやかに曲がる構造を確保できているとのことです。
このパックロッドは初心者だけではなく中級者以上の方やサブロッドを検討している方にも納得のできる仕上がりになっています。
パームス クワトロシリーズ
神奈川を拠点とする釣具メーカーが手掛けるパームスブランドの4ピースロッドシリーズとなる「Quattro(クワトロ)」。
![パームス クワトロシリーズのパックロッド](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/03/スクリーンショット-2024-03-21-14.30.19-1024x503.jpg)
エリアトラウト、ソルトウォーター用ではアジ・メバルなどのライトゲームから、最大では7フィート後半の70gのルアーウェイトに対応するパワーゲームやオフショアゲームまで対応する豊富なラインナップがあります。
価格 | コンパクトさ | ||
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ラインナップの豊富さ | 収納ケース | ソフトカバー付き | |
2本継と比べてのロッドのしなやかさ | 収納時の総重量 (ケース含め) |
![パームス クワトロシリーズは本格的で性能の良いロッドが揃っている](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/03/スクリーンショット-2024-03-21-14.29.31-1024x571.jpg)
黄色いロッドカラーは他のシックな配色のロッドとは異なり個性的で目立ちますが、2ピースに引けを取らないしなやかさとハリはパックロッドの中でもピカイチです。
ラインナップ | QTRGS-46XUL/W1 QTRGS-53UL/W1 QTRGC-46XUL/W1 QTRGC-53UL/W1 QTRGS-46XUL QTRGS-53UL QTRGS-63L QTRGS-75ML QTRGS-710MH QTRGS-77H+ QTRGC-46XUL QTRGC-53UL QTRGC-63L |
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仕舞寸法 | 38〜53cm |
継数 | 4本 |
自重 | 72g〜210g |
ルアーウェイト | 1.5g〜70g |
適正ライン(ナイロンlb) | – |
適正ライン(PE) | 1〜30lb |
先経 | – |
メーカー希望本体価格 | 19,800〜30,300円 |
![パームスクワトロシリーズは竿袋とロッドが付属](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/06/4.jpg)
また全てのラインナップにはショルダーラップ付きのハードケース+布製の竿袋が付属しているので、わざわざロッドケースを用意する必要がないのも嬉しいポイント。
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
アブガルシア Salty Style Colors (ソルティスタイル カラーズ)
![アブガルシアのパックロッド Salty Style Colors (ソルティスタイル カラーズ)](https://www.purefishing.jp/product/assets/22f2d611c2f454715108e68f99b36683.jpg)
格安なタックルで有名な釣具メーカーアブガルシアから個性派なモバイルパックロッドが販売されています。
![アブガルシア Salty Style Colors (ソルティスタイル カラーズ) はジャンル別で色分けされているパックロッド](https://www.purefishing.jp/product/assets/1_61.jpg)
実売価格は1万円ちょっとでありながら、感度・軽さも確保されておりカラーによって狙う魚種や向いている釣りが異なり、思わず数種類をコレクションしたくなるラインナップになっています。
価格 | コンパクトさ | ||
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ラインナップの豊富さ | 収納ケース | ||
2本継と比べてのロッドのしなやかさ | 収納時の総重量 (ケース含め) |
ラインナップ | 554LS-PB(パステルブルー) 554LS-AY(イエロー) 664LS-CP(ピンク) 664LS-LG(ライトグリーン) 664LS-PO(オレンジ) 774LT-SR(レッド) 774LT-NG(ネイビーグリーン) 704LT-NG(ネイビーグリーン) 704LT-AY(オレンジ) 704LT-SB(サマーブルー) 805MT-SR(レッド) 805MT-SB(サマーブルー) 905MT-NG(ネイビーグリーン) 905MT-AY(オレンジ) |
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仕舞寸法 | 45〜61.5cm |
継数 | 4〜5本 |
自重 | 92〜169g |
ルアーウェイト | 0.2〜30g |
適正ライン(PE) | 0.2〜1.5 |
先経 | 0.8〜1.7mm |
メーカー希望本体価格 | 16,500〜17,500円 |
とにかく価格が安いので、車やバイクなどの収納に困っている方がとりあえず安価なもので探しているというのであればこのパックロッドはお手軽な価格帯なので手が出しやすいでしょう。
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ダイワ エメラルダスMX 5ピースモデル
![ダイワ エメラルダスMXのパックロッドは5ピースモデル](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/05/DSC04073-1024x683.jpg)
万能と言われるエギングロッドではハイコストパフォーマンスで長年の人気シリーズとなるダイワのエメラルダスMXから2023年に5ピースモデルが2機種限定で販売開始されました。
価格 | コンパクトさ | ||
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ラインナップの豊富さ | 収納ケース | ||
2本継と比べてのロッドのしなやかさ | 収納時の総重量 (ケース含め) |
エメラルダスMXはX45のカーボン繊維が巻かれ、パワー、操作性、感度が優れていながらも価格を抑えたハイコスパモデルとして日本全国の多くのエギンガーに親しまれている人気シリーズ。
![ダイワ エメラルダスMX 5ピースモデルの専用ケースはセミハードでロッドパーツを小分けに収納可能](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/05/9139DEC5-EE86-4475-875E-1CDF034505BF_1_105_c-1024x683.jpeg)
専用ケースは5ピースのロッドパーツを小分けに収納ができる形状となっており、ケース内でロッドが干渉せず、長期移動での安心感も◎
ラインナップ | 84ML-5・N 84M-5・N |
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仕舞寸法 | 61cm |
継数 | 5本 |
自重 | 97〜100g |
ルアーウェイト | 約5g〜25g (エギ号数1.8〜4号) |
適正ライン(PE) | 0.4〜1号 |
先経 | 1.6mm |
メーカー希望本体価格 | 34,700〜35,000円 |
ラインナップは少ないもののエメラルダスMXのロッドは8.4フィートでエギング以外にも「ライトロックフィッシュ」「シーバス」「サーフフィネス」「チニング」など1本で何でも使える万能ロッドでもあります。
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/06/AE2DD08F-5429-475E-888F-6C04492A3C15_1_105_c-300x225.jpeg)
シマノ フリーゲームXT
![シマノ フリーゲームXTはハードケースが付属する低価格帯パックロッド](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/03/B42A16DA-7EF1-4E8E-9F9A-754AE1BD55DC-1024x683.jpeg)
シマノのトラベルロッドとして汎用性と携帯性を実現したフリースタイルのマルチピースロッドシリーズ。
価格 | コンパクトさ | ||
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ラインナップの豊富さ | 収納ケース | ||
2本継と比べてのロッドのしなやかさ | 収納時の総重量 (ケース含め) |
また国内航空機の機内持ち込み可能サイズとなる55cm未満に大半のシリーズが設定されており、自分の好みの釣りから自在に選べるラインナップが充実しています。
ラインナップ | S49UL S64ULS-S S610L-S S70ML S76UL-S S76ULT S76M S86ML S86M S96ML S96M S100MH S106M B510ML+ B64L B69ML-S/BOAT B69M-S/BOAT B76M |
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仕舞寸法 | 43.2〜59.6cm |
継数 | 3〜6本 |
自重 | 71〜205g |
ルアーウェイト | 0.3〜56g |
適正ライン(PE) | 0.1〜2号 |
先経 | 0.8〜1.9mm |
メーカー希望本体価格 | 22,600〜30,500円 |
皆さんそれぞれ狙いたい魚種や釣りのスタイルがざまざまでしょうから、フリーゲームのこのライナップの多さであればきっと使ってみたいタイプのパックロッドが見つかるはず。
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ラテオモバイル
ラテオはダイワのシーバスロッドでは非常にコスパが良い上にロッド性能の評価も高く全国のシーバスアングラーにも人気のシリーズ。
![ラテオモバイルは4本継ぎのパックロッド](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/03/スクリーンショット-2024-03-17-16.10.28-1024x438.jpg)
ラテオは通常モデルは2ピースロッドではありますが、モバイルパック版も販売されており、2ピースタイプよりは多少値段が高くなりますがそれでもコストパフォーマンスが優れています。
価格 | コンパクトさ | ||
---|---|---|---|
ラインナップの豊富さ | 収納ケース | ||
2本継と比べてのロッドのしなやかさ | 収納時の総重量 (ケース含め) |
2ピースと同じHVFとX45を採用し、軽量かつねじれに強い剛性を両立したブランクスでVジョイントによるパックロッドでも劣らないしなやかな曲がりを実現。
モアザンのハイエンドモデルにも採用されているエアーセンサーシートでリールシート側の感度も抜群です。
ラインナップ | 86ML-4 90ML-4 96M-4 106M-4 110MH-4 |
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仕舞寸法 | 70〜89cm |
継数 | 4本 |
自重 | 125〜193g |
ルアーウェイト | 35〜60g |
適正ライン(PE) | 0.6〜最大2.5号 |
先経 | 1.6〜2.1mm |
メーカー希望本体価格 | 31,000〜37,500円 |
高弾性のHVFのカーボン繊維、X45、エアセンサーシート採用で特に86MLモデルなどはバーサタイルに使えるモデルでなおかつハイエンドに近いミドルスペックながら軽量&低価格を実現しているのも見逃せないポイント。
![](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2022/01/23E65929-954E-4784-87F7-0FFA87F87A80-1-150x150.jpeg)
家の近くに河川がある自転車などでも気軽に移動でき本格的なコンパクトロッドを使えるので特にルアーメインのシーバスマンにはコンパクトな一級品だと思います。
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
コルトスナイパー XR MB
![コルトスナイパー XR MB(モバイル)](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-15-11.50.03-1024x387.jpg)
地磯で本格的なショアジギング、プラッキングをしたいのなら不意な大物でもそれに負けないパワーかつ、移動中の機動性を両立させたハイエンドなパックロッドとしておすすめなのがこの「コルトスナイパー XR MB」です。
![コルトスナイパー XR MBはセミハードケース付きのコンパクトモデル](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-15-12.04.11.jpg)
またこのモデルには専用セミハードケースが用意されているので、釣り場の移動中の保護はもちろん、狭い車内などに積む際にも安心して収納することができます。
価格 | コンパクトさ | ||
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ラインナップの豊富さ | 収納ケース | ||
2本継と比べてのロッドのしなやかさ | 収納時の総重量 (ケース含め) |
コルトスナイパーXR MBは「スパイラルXコア」「ハイパワーX」「ナノピッチ」「ナノアロイテクノロジー」を始め、「Fuji DPSリールシート」「ステンレスフレーム/SICガイド」「スクリューロックジョイント」など2ピースのシリーズと同じシマノの特性技術を採用。
ラインナップ | S100MH-5 S100H-5 S100XH-5 |
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仕舞寸法 | 68.5cm |
継数 | 5本 |
自重 | 316〜336g |
ルアーウェイト | 90〜150g(ジグ) 70〜120g(プラグ) |
適正ライン(PE) | 4〜6号 |
先経 | 2.4〜2.7mm |
メーカー希望本体価格 | 48,400〜50,800円 |
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
これほどのコンパクトさであればリュックスタイルで両手をフリーにして険しい地磯などを移動するにも最適ですし、移動先でハードな釣りをするにもロッドが強いのでショアジギングにも最適です。
パックロッドの最大のメリット
![パックロッドの最大のメリットは持ち運びや収納のしやすさ](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/05/DSC04076-1024x683.jpg)
パックロッドの最大のメリットは持ち運び時に仕舞寸法が非常に短く、車の狭いトランクの収納、バイク・自転車移動、バスや電車含む公共機関を利用しての移動時にはかさばらず狭い空間での移動でも、大事なロッドをぶつけずに釣り場まで運べる点です。
![パックロッドの最大のメリットは収納だけではなく持ち運び時の衝撃や移動のしやすさにも貢献している。](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/03/IMG_3379-1024x768.jpg)
特に地磯などなどでロッドを持って移動すると険しい道では滑ったり壁の障害物にぶつけたりするケースが多く、その傷が積み重なり結果的にロッドを破損させてしまう経験をした方も多いのではないでしょうか。
![リュックに入れられるパックロッドサイズであれば両手の自由もきく](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/05/C4FC6048-8D74-4C56-9DAF-32B19AB540DA-1024x683.jpeg)
もしもリュックに収納できるパックロッドサイズであれば、足場の悪い道のりでも手足を自由に使えるため、移動中のバランスも取りやすく怪我防止にも大きく貢献してくれます。
ハイエンドなら2ピースロッドとほぼ変わらないレベル
一昔のパックロッドは1ピース、2ピースロッドと比べると、しなやかさは劣ると言われてきましたが、ミドルスペック、ハイエンドモデルでは今やその差はなくなっており、その上で携帯性が加わった使い勝手が良いロッドとなっています。
![ソアレ エクスチューン MB](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC03444-1024x683.jpg)
ちなみに私はどこでもアジングがしたくてちょっとハイエンド路線となりますが、ソアレエクスチューンモバイルを購入。
![エメラルダスMXモバイル](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0087-1024x768.jpeg)
またエギングやロックフィッシュ、サーフアジングやスーパーライトショアジギングなどの万能に使えるロッドとしてミドルスペックのエメラルダスMXのパックロッド(5ピースモデル)も購入しています。
![最近のミドルスペック以上のパックロッドは2ピースと使用感が全く変わらない](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/06/EE6D356B-AA61-4DC7-A7C5-3D85CF27EEB2_1_105_c-1024x683.jpeg)
最近では本当にこのように5ピースや6ピースロッドでも2ピースとほぼ変わらない使用感で使える仕上がりになっているメーカーも多く、車以外の移動方法が多い方ならパックロッドはメインで使えるレベルです。
![](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2022/01/23E65929-954E-4784-87F7-0FFA87F87A80-1-150x150.jpeg)
もしもパックロッドをまだ一度も所有したこと無い方は、低価格で汎用性のあるモバイルロッドを一度手にしてみて使い倒した上でステップアップしていくのがいいのではないかと思います。
継ぎ目が多いパックロッドにはワックスも必須
![パックロッドは繋ぎ目が増えるためワックス等で緩み防止をする【ロッドフェルールワックス】](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/05/8E3A965A-5DD6-4384-AFA8-44267FBE8F4C_1_105_c-1-1024x683.jpeg)
パックロッドやモバイルロッドは1ピース、2ピースモデルと比べて繋ぎ目が増えてしまうので、ロッドそれぞれの緩み防止のために専用ワックスなどを予め塗っておくことをおすすめします。
![繋ぎ目の多いパックロッドにはロッド用のワックスを予め塗って対策する](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0088-1024x768.jpeg)
![](https://tanisen.jp/wp-content/uploads/2022/01/23E65929-954E-4784-87F7-0FFA87F87A80-1-150x150.jpeg)
フェルールワックスはロッドの繋ぎ目のガタつき・緩み・すり減りなどを防止するだけではなく固着も防止できるため、パックロッドを長く使いたいなら必須アイテムです。
![](https://tanisen.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
パックロッドに関するFAQをまとめました
パックロッドに関する疑問やよく質問されるような内容を以下でまとめています。
- パックロッドのメリットは?
-
1ピース、2ピースロッドに比べるとコンパクトに収納でき、リュックやバッグなどにも収まり荷物としてかさばらないのが最大のメリットです。
飛行機移動では機内に持ち込める手荷物サイズが平均で長さ55cm以下、また搭乗するクラスや席数によっても多少最大全長は前後します。
2ピースのロッドや振り出し竿で55cmの仕舞寸法を超えてしまう釣り竿の場合は完全に手荷物預け扱いとなります。
- パックロッドのデメリットは?
-
メーカーによっては2ピースタイプとモバイルパック(パックロッド)タイプの2種類を販売することがありますが、パックロッドタイプは2ピースタイプよりも多少値段が高くなるのがデメリットです。
一昔まではパーツすべてつなげたパックロッドはと2ピースに比べてしなやかさが劣るという声がありましたが、現在では技術の進化によってミドルやハイエンドクラスではその差はほぼありません。
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