ダイソーから2024年6月に新しく穴釣り専用のミニロッドが販売開始されました。
価格は770円とダイソー価格で考えるとあまり驚きがないかもしれませんが、他社メーカーの激安穴釣りロッドを探しても平均して1,500〜2,000円です。
このダイソーのミニロッドを実際に写真と共にインプレしていくので、これから購入を検討している方は参考にしてみてください。
ダイソーの穴釣り用ミニロッドは770円
ダイソーの穴釣り用ミニロッドは2024年6月に発売され価格は770円と破格な料金設定です。
種類 | 穴釣り用ミニロッド | 価格 | 770円 |
---|---|---|---|
長さ/仕舞寸法 | 56cm (1.83ft) | 対応リール | スピニング ベイト |
素材・材質 | グラスファイバー | 自重 | 61g |
継数 | 1本 | オモリ | 2号〜8号 (約7.5g〜30g) |
カラー | ブルー+ピンク イエロー+パープル | 先経/元経 | 1.4mm/4.1mm |
この仕様で他社の激安メーカーとなるプロマリンやオルルド釣具の製品を見ても1,500〜2,000円の価格帯なので、このミニロッドがいかに安いかが分かるかと思います。
ロッドの長さは56cm(1.83フィート)と非常に短く、コンパクトなので持ち運びも楽です。
そのため、足元より少し離れたポイントを狙うのは長さ的にも厳しいはずなので実際に使ってみて使用感を後ほど掲載したいと思います。
ロッド重量は61gと非常に軽量なので、これから夏ファミリーフィッシングとしてにお子さん向けのお手軽ロッドとして考えれば手に取りやすい価格帯ですね。
リール取り付けはダウンロック式となっており、スピニングリール、ベイトリールどちらにも対応しています。
特に穴釣りはワンタッチでラインを落とし込むのが釣りやすさに直結するので、このミニロッドを最大限に活用するのであればベイトリールが適しています。
現在ダイソーにはスピングリールしか販売されていませんが、もちろんスピニングリールを取り付けて釣行するのも問題ありません。
カラーは2種類
ダイソーの穴釣りロッドは長さは一種類ですが、「ピンク×水色」もしくは「黄色×紫」のツートンカラーの2種から選ぶことができます。
このカラーリングはエッグアームという製品があり、ちょっとそれに似ているような・・・気がします。ただ価格は大きな差があります。
ダイソー釣具で全部揃えれば1,500円以下
また穴釣りの仕掛けとなるブラクリも用意が必要ですが、それらはすべてダイソーで揃えることも可能です。
リールの番手は1000〜2000番で十分ですし、道糸もナイロンラインが巻かれているのでそのまま使えばOKです。
※穴釣りはPEラインは擦れて切れやすいので、ナイロンラインかフロロカーボンラインが推奨されます。
ガイド数は4つ
ミニロッドのガイド数は4つで、ガイド部分はステンレス等ではなく従来のダイソーロッドと同じ素材でした。
またロッドの穂先は白く塗装され穴釣り時の視覚でアタリを捉えるときの視認性は良いです。
グラス素材でよく曲がり強度も高い
現在の釣り用ロッドがカーボン素材が主流な中、ダイソーの穴釣りロッドは一昔に主流だったグラス素材で出来ているため低価格を実現出来ています。
このグラスファイバー素材はよく曲がるだけではなくタフさも兼ね備えており、多少の大型魚がかかったとしても素材特有の粘り気を活かし魚とやり取りをする事ができると思います。
最近のカーボン素材を使ったロッドにある「張り」「戻る力」「感度」においては劣るものの、価格帯から考えるとこのグラス素材の戻る力がゆっくり+しなやか且つ吸収力+強度が強いロッドとしては穴釣りには十分過ぎると思います。
ダイソーの穴釣り用ミニロッドとダイソーロッドの違い
ダイソーにはすでに同じグラスファイバー素材を使ったダイソーロッドが1,100円で販売されています。
安物のロッドほど繋ぎ目に不具合が起きやすいので、逆にワンピースロッドの方が耐久性も含め多少の安心感があると思います。
素材などは特に変わりませんが、従来のダイソーロッドよりも、ややしっかりと土台を支えるようなガイド形状となっているようにも見えます。
ただし釣行後はなるべくぬるま湯等で洗ったりメンテナンスをしっかり行わないと、すぐに錆びてしまったり壊れやすくなるのは従来のロッドと同じだと思われます。
ダイソー穴釣りミニロッドはケースで保護したほうが良い
全長56cmで非常にコンパクトなロッドではありますが、穂先が1.4mmと細めのロッドとなるので持ち運び時にはセミハードケース等で保護しておいたほうが良いです。
最近では私はコンパクトなパックロッドをよく使っており、パックロッドに付属されているケースにこのダイソーのミニロッドを忍ばせて持ち運んでいます。
例えば磯や堤防等でメインの釣りで上手く釣果がでない時のボウズ回避として穴釣りをついでに行うことが出来ます。
ファミリーでも楽しめるミニロッド
これから釣りを始めたい方や、たまに家族で釣りをするシーンではこういったミニロッドは小さい子供でも扱いやすいロッドで価格もお手頃なので初心者から玄人までおすすめできます。
長さ的に投釣りにはあまり向いていませんが、穴釣りだけではなく、サビキ釣り・ハゼなどの小型魚釣り・川でのエビ釣りなど使い方によってはいろんな釣りを楽しむことができること間違いなしです。
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