釣り用では最高峰のヘッドライトで、さらに釣り人のフィードバックをしっかりと製品や機能に反映させてくれるSeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトが【SPEC 2】として2024年11月にリニューアル販売しました。
私が購入したのはSeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトSPEC 2のミドルモデルです。
初代のSeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトと比較して改良した点や新たに加わった機能などについて実機のレビューとインプレを行っていきます。
SeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトSPEC 2【ミドルモデル】インプレ
初代のSeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトを購入して1年使ってきたので、このライトについての知識はだいぶ蓄えられているのですが、SPEC2は見た目は大きく変更点はありません。
ミドルモデルとハイモデルの違いはバッテリー容量の違いとなり、ミドルモデルは2600mah、ハイモデルは3350mahのバッテリー容量の違いのみとなります。
ケース付きでUSB-Cケーブルが付属
SeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトSPEC 2の中身は初代と同じく、ライト本体・USB-USBタイプCケーブル・ライトケースとシンプルな内容となっています。
ケースにはカラビナがついているのでフィッシングベストなどのDカンへ装着することもできます。
iPhone 16からSeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトへ充電できる
もちろんUSB-Cケーブルは普段スマホで使用している充電ケーブルもそのまま使えますし、上記のようにスマホから給電することも可能です。
充電中は赤点灯し、満充電が完了すると緑点灯となります。
バッテリーは交換可能
充電式のリチウムを使ったヘッドライトはほとんどのメーカー品はバッテリー自体を交換することが出来ませんが、SeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトは交換ができる仕組になっています。
ちなみに急速充電には対応していないので、充電完了までは4時間ほどかかります。
使用されているバッテリーは「18650型」が使われており、保護回路基板を搭載しているので長時間の使用が可能です。
旧型を一年以上使っていますが、まだ一度もバッテリーは交換せず使えているので元々使われているバッテリー自体もすごく良いものだと思います。
交換用バッテリーは「突起あり」を選択するように注意
18650型の大容量に入れ替えると持続時間が長くなります。
アルミ合金素材で落下にも耐えられるボディ
ライト自体はアルミ合金素材を使用しており、本体の剛性は触った瞬間に分かります。
特に釣りでは磯や堤防・テトラなど落下時には衝撃を強く受けるフィールドとなっているので、そういった過酷な場所でも耐えられるボディは今回のモデルでも健在です。
1年使ってきた旧モデルでも何度も落としたことはありましたが、ほんのり傷が付く程度で余裕です。ただし水没はダメだと思います。
本体はバッテリー容量で変わるけども軽い
SeaBondsヘッドライトのSPEC2ミドルモデルだとベルトも含めて総重量が117gなので軽い部類に入ると思います。
首ならまだしも長時間頭へ装着するのであれば、これぐらいの重量でも十分いけます。逆にハイモデルは134gとバッテリー容量が変わるので重くなります。
IP66防水性能
急な軽い雨や波しぶきに打たれても耐えられるIP66の防水性能となっているので、ずぶ濡れレベルでなければ安心してそのまま照らし続けることができます。
私が旧モデルを使ってきた感覚だと軽い雨ではなく結構激しい雨の日に使っても無事でしたので、おそらくこのアルミ本体と充電部分のキャップをしっかり締めておけば浸水はかなり防げると感じます。
赤ライトスタートモード搭載
今までのSeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトは最初にボタンを押すと最初に白ライトが点灯し、その次にもう一度ボタンを押すことで赤ライトという順番でした。
最初に赤ライトがつくようにアングラーから意見が多かったらしく、今回のSeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトのSPEC2では0.8秒の長押しで赤ライトスタートが可能になっています。
※ちなみに赤ライト点灯時から0.8秒の長押しで白点灯への切り替えができます。
特に夜にいきなり白ライトで海を照らしてしまうと魚を散らしてしまうリスクがありますし、こういった意見をすぐに取り入れて製品に反映してくれるメーカーさんは素晴らしいと感じます。
赤ライトもLowとHighがあるのが最高
前モデルもそうでしたが、SeaBonds(シーボーンズ)ヘッドライトは赤ライトはローモード、ハイモード2つ用意されているのが本当に助かります。
Lowモード(35ルーメン)
Lowモード(125ルーメン)
他社メーカーでは赤ライトはおまけ程度でしかつけていないので、こういう点は釣り人に寄り添っていると本当に感じます。
赤ライト | 連続点灯時間 |
---|---|
Loモード(35lm) | ミドルモデル:11時間 ハイモデル:18時間 |
Highモード(125lm) | ミドルモデル:4時間 ハイモデル:5時間 |
おそらく他社メーカーで赤ライトが100ルーメンを超える製品はないのではないかと思います。1万円以上で販売されているZEXUSのプロフェッショナルモデルでも赤ライトのルーメン数は非公開です。
白ライトは最大1000ルーメン
正直このハイモード旧型でもはほぼ使う機会はありませんでしたし、これを使うと夏場は虫が大量に寄ってきて大変・・・。洞窟を探検するわけではないので釣りレベルならそこまで明るさは必要ありません。
旧型モデル1400ルーメン
新型モデル1000ルーメン
また正直言って1400ルーメンと1000ルーメンってそんなに対して変わらないと思いますし、逆に連続点灯時間が伸びてくれたほうがありがたいです。
ちなみにLowモードの120ルーメン
また普段仕掛けなどを作る際に手元を照らすならLowモードの120ルーメンで十分です。
白ライト | 連続点灯時間 |
---|---|
Loモード(120lm) | ミドルモデル:14時間 ハイモデル:20時間40分 |
Highモード(1000lm) | ミドルモデル:2時間15分 ハイモデル:4時間 |
ちなみに旧モデルはLoモードで10時間、Highモードで2時間の連続使用時間だったので実用的さは着実に向上しています。
ベルトの留め具が改善されズレにくい
私が旧型のSeaBondsヘッドライトを使っていて、頭に装着時に時間とともにベルト留め具からズレてくる問題が使っていて唯一の不満でした。
がしかし、今回はこのベルトの留め具が改良されているおかげでズレないですし、ベルト自体も収縮性と耐久性が高いしっかりした素材なので触ってみるとすぐに分かります。
もともと首にかけて使っている場合は問題なかったですが、このベルトの留め具が改善されているので長時間頭に装着していても留め具からズレてこないのはありがたいです。
LINE登録で保証が150日間に延長
SeaBondsヘッドライトには保証登録書が付属されており、ここからLINEのお友達登録を行うことで保証が150日間まで延長することができます。
なにかあった時のサポートも手厚いのでLINEの友達登録は行っておいて損はないです。
SeaBondsヘッドライトの旧型と新型のスペック比較
旧型 | 新型SPCE2 | ||
---|---|---|---|
ミドルモデル | ハイモデル | ||
白ライト (Loモード) | 10時間 | 14時間 | 20時間40分 |
白ライト (Highモード) | 2時間 | 2時間15分 | 4時間 |
赤ライト (Loモード) | 10時間 | 11時間 | 18時間 |
赤ライト (Highモード) | 2時間半 | 4時間 | 5時間 |
赤ライトスタート | |||
重量 | 114g | 117g | 134g |
新型のSPEC2 は1400ルーメンから1000ルーメンへ明るさは低くなっているものの、バッテリー時間が向上したりなどの着実なアップデートが行われています。
また旧型モデルよりも赤モードスタートやベルト部分の改善で使い勝手がさらに良くなっているのが今回のSeaBondsヘッドライトSPEC2ということになります。
【まとめ】SeaBondsヘッドライトSPEC2はすべての釣り人におすすめ
旧型を1年以上使ってきて、今回の新型は「旧型で感じていた不満ポイントを解消し正統進化したモデル」だと感じました。
- 白モードで最大14〜20時間
- 赤ライトモードもLowとHighモードがあり最大11〜18時間
- ワンボタンで赤ライトスタートが可能になった
- アルミ合金素材で本体が頑丈
- IP66の防水性能
- 劣化したらバッテリー交換が自分でできる
- ベルト留め具が改良されずれにくくなった
よってSeaBondsヘッドライトSPEC2はすべての釣り人におすすめできる最強のヘッドライトと言えます。
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