メバルと言ったら煮付けが定番料理。そんなメバルを簡単な調味料で美味しく料亭のような味付けで食べるレシピを掲載します。
メバルの煮付けの材料
メバルは20cmサイズの1匹を煮付けにした分量で記載しているので、メバルの数や大きさによって調味料は計算してください。
- 醤油(ヤマサ濃い口を推奨):大さじ2
- みりん(本みりん):大さじ2
- 料理酒:大さじ2
- 砂糖(日新製糖のカップ印のきび砂糖を推奨):大さじ2
- 生姜スライス:1mmの厚さを5〜6枚
- メバル1匹:20cm〜
メバルの煮つけの作り方
煮付けは特にウロコの食感が邪魔すると美味しさが半減してしまうので、隈なくしっかりとウロコを取ります。
エラとハラワタをとったら腹の部分の血合いなどもしっかりと洗い流します。
メバルの下処理が終わった状態でそのまま調理してもいいですが、水気をしっかりと取っ手数日寝かせて置くと煮付けがより一層美味しくなります。
数日寝かせて熟成させると身の水っぽさがなくなり、より身の旨味が凝縮されます。もちろんこの状態で煮付けでなくて刺身や他の料理にも同じ効果があります。
ここでは3切れのどのカットしていますが、メバルのサイズ感であればカットせずにまるまる1匹の状態で煮付けをするのがおすすめです。
この状態で多少の塩を振ります。
メバルをざるとボウルの上において沸騰直前(90℃ぐらい)のお湯を回しかけます。
実の表面が白くなったら冷水につけます。
冷水につけつつ、ぬめりや血合いの部分などをシッカリと洗い流したら水気をペーパー等で拭き取ります。
1mmほどの厚さの生姜スライスを5〜6枚用意します。
生姜はチューブでもいいですが、生の生姜のほうが風味がシッカリと出て美味しいです。
みりん、酒、それぞれ大さじ2を鍋に入れて火にかけます。
沸騰したら傾けるかチャッカマン等で火をつけてアルコールを飛ばします。
火が弱くなりアルコールが飛んだら砂糖、醤油大さじ2を加えます。
ひと煮立ちさせたらタレが完成です。
生姜スライスとメバルを加え日を中強火程度でサクッと煮ていきます。
そのままだとメバルがタレに浸らない部分があるので鍋を傾けつつ、スプーン等で身にかけ回しながら煮ていきます。
タレが煮詰まってくると段々と泡状の沸騰になります。この状態でメバルを一度ひっくり返します。
この状態でもメバルにタレをスプーンで回しかけつつ煮ていきます。
あくまでも身の中までタレを染み込ませるのではなく、身の表面だけタレでコーティングしつつ身に火を入れていくというイメージです。
メバルに火が入りタレにとろみがでてきたら完成です。
出来上がったら盛り付けます。
メバルの煮つけが完成です。
表面だけ甘辛いタレが絡み、身の中はふわっとした仕上がりになるので魚本来の味も楽しめつつしっかりとした煮付けに仕上がります。
じっくり煮て身の中までタレを染み込ませる煮付けもありますが、魚の旨味も味わえるという意味では私はこちらの作り方のほう好みです。
メバルの煮つけの動画
今回のメバルの煮付けのレシピ動画は以下で紹介しています。
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