単純味付けで本格な【メバルの煮付け】

単純味付けで本格な【メバルの煮付け】

メバルと言ったら煮付けが定番料理。そんなメバルを簡単な調味料で美味しく料亭のような味付けで食べるレシピを掲載します。

もくじ

メバルの煮付けの材料

メバルは20cmサイズの1匹を煮付けにした分量で記載しているので、メバルの数や大きさによって調味料は計算してください。

煮付け用のタレ
材料
  • メバル1匹:20cm〜

メバルの煮つけの作り方

STEP
ウロコを綺麗に剥ぎ、ハラワタを綺麗に取る

煮付けは特にウロコの食感が邪魔すると美味しさが半減してしまうので、隈なくしっかりとウロコを取ります。

エラとハラワタをとったら腹の部分の血合いなどもしっかりと洗い流します。

STEP
【好みで】2〜3日寝かす

メバルの下処理が終わった状態でそのまま調理してもいいですが、水気をしっかりと取っ手数日寝かせて置くと煮付けがより一層美味しくなります。

数日寝かせて熟成させると身の水っぽさがなくなり、より身の旨味が凝縮されます。もちろんこの状態で煮付けでなくて刺身や他の料理にも同じ効果があります。

STEP
霜降り(湯引き)する

ここでは3切れのどのカットしていますが、メバルのサイズ感であればカットせずにまるまる1匹の状態で煮付けをするのがおすすめです。

この状態で多少の塩を振ります。

メバルをざるとボウルの上において沸騰直前(90℃ぐらい)のお湯を回しかけます。

実の表面が白くなったら冷水につけます。

冷水につけつつ、ぬめりや血合いの部分などをシッカリと洗い流したら水気をペーパー等で拭き取ります。

STEP
生姜をスライスする

1mmほどの厚さの生姜スライスを5〜6枚用意します。

生姜はチューブでもいいですが、生の生姜のほうが風味がシッカリと出て美味しいです。

STEP
煮付けのタレを作る

本来であればみりんとお酒だけである程度メバルに火を入れてから最後に醤油を数回に分けて入れて煮るのが良いですが、家庭料理向けということで調味料をすべて最初に合わせた作り方で解説しています。

みりん、酒、それぞれ大さじ2を鍋に入れて火にかけます。

沸騰したら傾けるかチャッカマン等で火をつけてアルコールを飛ばします。

火が弱くなりアルコールが飛んだら砂糖、醤油大さじ2を加えます。

ひと煮立ちさせたらタレが完成です。

STEP
メバルを煮付けていく

生姜スライスとメバルを加え日を中強火程度でサクッと煮ていきます。

重要ポイント

そのままだとメバルがタレに浸らない部分があるので鍋を傾けつつ、スプーン等で身にかけ回しながら煮ていきます。

タレが煮詰まってくると段々と泡状の沸騰になります。この状態でメバルを一度ひっくり返します。

この状態でもメバルにタレをスプーンで回しかけつつ煮ていきます。

あくまでも身の中までタレを染み込ませるのではなく、身の表面だけタレでコーティングしつつ身に火を入れていくというイメージです。

メバルに火が入りタレにとろみがでてきたら完成です。

魚は肉と違い火が入りやすいので煮る時間はこのサイズのメバルなら5分程度で火が入りました。

STEP
盛り付ける

出来上がったら盛り付けます。

メバルの煮つけが完成です。

表面だけ甘辛いタレが絡み、身の中はふわっとした仕上がりになるので魚本来の味も楽しめつつしっかりとした煮付けに仕上がります。

じっくり煮て身の中までタレを染み込ませる煮付けもありますが、魚の旨味も味わえるという意味では私はこちらの作り方のほう好みです。

メバルの煮つけの動画

今回のメバルの煮付けのレシピ動画は以下で紹介しています。

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