骨まで柔らかい【コノシロの味噌煮】

骨まで柔らかい【コノシロの味噌煮】

小骨が多くて調理してもなかなか食べづらいコノシロですが、ニシン系の魚ということで甘露煮や味噌煮と相性が良い魚です。

ここでは電気圧力鍋を使った簡単にできるコノシロの味噌煮のレシピを紹介します。

もくじ

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コノシロの味噌煮の材料

コノシロのサイズは20cm〜25cmサイズを基準に3〜4匹のレシピで掲載しているので、コノシロのサイズや量で倍々で計算してください。

コノシロ味噌煮のタレ用
  • みりん(本みりん):大さじ3
  • 酒:大さじ2
  • 酢:大さじ1
  • 水:100cc
  • 味噌(白味噌推奨):大さじ2
  • 砂糖(日新製糖のカップ印のきび砂糖を推奨):大さじ3
  • 生姜:2〜3cmほどを千切り
味噌の食塩相当量は100gにつき10g以下が推奨

味噌は販売メーカーによって100gあたりの塩分相当量が異なりますが、味噌煮は圧力鍋で炊いた後に煮詰める工程があるため、食塩相当量が多いと味濃くなってしまいます。

パッケージの裏(栄養成分表示)を見て100gあたり10g以下の食塩相当量の味噌がおすすめです。京都で有名な白味噌はこの食塩相当量が低めなので、できれば白味噌を推奨します。

材料
  • コノシロ3〜4匹(20〜25cmサイズ)

もしも釣り場で釣った際にはその場で脳天締めを行った上で血抜き→氷パック+海水を冷やした状態(氷は直接ふ触れないように)の中で締める「鬼締め」を行うとより臭みがなく鮮度も維持できるため良いです。

おすすめの電気圧力鍋

電気圧力鍋はガスで利用する圧力鍋よりも工程が楽で圧抜きの危険性も低く、料理が苦手な方にもおすすめの調理器具です。

タレ等を決めて材料を放り込んで放置するだけで煮物などが簡単にできるので一家に一台あるとかなり重宝します。

コノシロの味噌煮の作り方(レシピ)

STEP
コノシロを三枚におろして腹骨を取る

圧力鍋で炊くので腹骨の部分も食べたい場合は腹骨も削ぐ必要はありません。お好みで。

STEP
おろした身はリードペーパー等で水分を拭き取っておく
STEP
味噌ダレの調味料をすべて合わせる

以下の調味料を合わせて鍋に入れます。

STEP
味噌を泡だて器やマドラーで溶かす
STEP
合わせタレを火にかけて沸騰したら火を止める
STEP
水分を切ったコノシロの身を圧力鍋に敷き詰める
STEP
2〜3cm角の生姜を千切りにする

生姜の食感が苦手な場合は丸いスライスでもOKです。

STEP
生姜の散りばめて味噌ダレを注ぐ
STEP
電気圧力鍋で約30分ほど炊く

電気調理鍋のメーカーによって異なりますが、20〜30分を目安に圧力鍋で炊くと良いです。

圧力調理後にフタを開けるとこのようになりますが、コノシロの状態や味噌の種類等で色は変わります。

STEP
鍋に移し中強火ぐらいでタレを煮詰めます

煮詰める時間は火加減やタレの残量によって異なりますが、ほんのりとろみが付く程度の煮詰め具合で火を止めるのがおすすめです。

あまり煮詰めすぎるとしょっぱくなってしまいますので、煮詰めている途中でタレの味を見て自分のタイミングで止めて良いです。

STEP
お皿に盛り付けて完成

その日に食べるのも良いですし、余ったら冷蔵庫で冷やすと味が染み込んで2日目以降の味噌にも絶品です。

味噌煮を作ってから冷蔵保存すれば5日ぐらいは日持ちしますので、たくさんコノシロがあれば大量に作っておくのも良いでしょう。

たにせん

また真空パック機があれば真空にして冷凍保存しておけば、食べる時に湯煎等で温めるとご飯のお供にも最高ですし、忙しい時にサクッと作れる冷凍食品が完成します。

コノシロの味噌煮の動画

写真やテキスト説明だけで分かりづらい場合は以下の動画も参考にしてください。

コノシロはその他に酢締め、甘露煮、竜田揚げなどの調理もおすすめです。

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