砂浜や港などの堤防から釣れたら嬉しい魚のランキング上位に入るであろう「ヒラメ」。
エサだけではなくルアーでも釣れるヒラメですが、ダイソーのソルト用ジグヘッド&シャッドテールワーム(ダイソーVJ)というコスパが高いルアーを使えばかなりの確率で釣れる魚です。
ここではヒラメをダイソーのジグヘッド・シャッドテールワームで釣る流れをまとめました。
「ダイソーVJ」ソルト用ジグヘッド・シャッドテールワームを使った仕掛け
ダイソールアーでヒラメを釣るためには竿はシーバスロッドもしくはサーフ用ライトショアジギングロッドがおすすめです。
使用している釣具(タックル)
- シーバスロッド(堤防の場合)/サーフ用ロッド(砂浜や磯)
- 2500〜4000番のリール
- 道糸PE0.8号〜1.5号
- リーダーは16lb〜22lb(フロロカーボン4〜6号)
- ルアー装着用スナップ
- ダイソーソルト用ジグヘッド&シャッドテールワーム
動画ではエギングロッドを使っていますが、エギングロッドなどの細いロッドの種類によってはヒラメがかかったときに力強くこちらに寄せてくるのが厳しいかもしれません。
ダイソーのワームカラーはヒラメにはピンクがおすすめ
ダイソーのソルト用ジグヘッドに取り付けられるシャッドテールワームはブルーとピンクが販売されていますが、ヒラメにとっておすすめは圧倒的にピンクカラーです。
ブルーカラーでもヒラメは釣れますが、やっぱりピンクの方が安定して釣れる感じがします。ヒラメピンクと言われるカラーが存在するほどヒラメにとってはピンクカラーが相性がいいんでしょうね。
また2023年には新しく28gのソルト用ジグヘッドも発売されましたが、22gよりもより遠投ができ、同じく販売された88mmのシャッドテールワームも大きくアピール力があります。
サーフで釣りをするのであれば16g〜22gのジグヘッドが最適ですが、磯などの深場やどうしても遠投が必要なシーンでは28gも選択肢に入れておいても良いと思います。
フックやスプリットリングは交換したほうが◎
箱出しの状態でそのまま使うのも良いですが、大型がかかった場合のバラシ率やフッキング率を考えるとスプリットリングとフックは予め変更しておいた方が絶対に良いです。
あまり予算をかけられないのであれば、同じダイソーで販売しているスプリットリング(3号)とトレブルフックに最低でも付け替えておくと安心感があります。
16gのジグヘッドにはトレブルフックは6〜8号、22gのジグヘッドは6〜8号、28gのジグヘッドは6号のトレブルフックを使うといいと思います。ヒラメ相手であればフックサイズは8号よりは6号以上の方がバラシも少なくなり良いです。
大型魚のバイト(アタリ)は1回の釣行で活性が高ければ数回あるかもしれませんが、それ以外では1回あるか無いかのシビアな状況が多い中、貴重なアタリをフックのせいで逃してしまうのは大きな損失です。
よってフックはやはりデフォルト(純正)のものからしっかりとフッキングし易いものに変更しておくべきです。
ワームとの絡まりやフッキング重視ならシングルフック仕様
シングルフックの場合は前方がタテアイ、後方はヨコアイのもので、余裕があれば熱収縮チューブなどで隙間を埋めるのもありだと思います。
ルアーでヒラメを釣るための動かし方・誘い方・操作
ヒラメは基本的にボトム(底付近)にいる魚で、餌を狙うときは上を向いているため、ルアーの動かし方は「ただ巻き」と「ストップ&ゴー」と「リフト&フォール」のアクションで誘うのが良いです。
他にもリフト&フォールがありますが、ただ巻きとストップ&ゴーが初心者には操作しやすいですし、どちらかというとただ巻きやストップ&ゴーで釣れるパターンが最も多いです。
①「着底からのただ巻き」
たまに巻きを止めてどれくらいの時間で着底するかを確認して、その場所の波の抵抗や水深に合わせてただ巻きの速度を調整するといいと思います。
巻くスピードは巻取り量が1回転70〜80cmのリールであれば1秒に2〜3回転。1回転90〜100cm程度のハイギアリールなら1秒で1.5〜2回転ぐらいのスピードでいいと思います。
ただし潮の流れを受ける場所や位置、方向によってはルアーが抵抗により浮き上がりやすい事もあるのでストップしてからどれくらいの秒数で着底するかを常に確認しておき、速度はその都度調整してみて反応をチェックしてみましょう。
私の場合は5回転からストップし1〜2秒で着底するなら底から50cm〜1m、逆にストップしてから2〜5秒で着底するなら底から1〜3mをルアーが泳いでいるというイメージで確認しています。
サーフでヒラメをただ巻きで釣る
↑この動画ではダイソーVJはジグヘッドが28g、88mmの長めのシャッドテールワーム(ピンク)でヒラメをヒットさせていますが、ルアーは底からほんの僅か浮かせた状態で一定の速度でただ巻きをしているときに釣れています。
ロッド
リール
②活性が高い時は「表層ただ巻き」でもチャンスあり
夜明け前の活性が最も上がるタイミングなら普段底に張り付いているヒラメが表層付近に浮いて捕食を行っている場合もあります。
ヒラメを表層ただ巻きで釣る
こういう朝マズメが始まるタイミングでは、まずは捕食のために浮いて動き回っているヒラメの方がキャッチしやすいので、表層からせめて行くのも良いと思います。
表層で反応がなければどんどん層を下げて、最終的にはボトム(底)に落として狙うようにし、幅広いレンジを探ります。
ダイソーVJは軽い重量のものでも16gとなっているので、着水したら素早く糸ふけを取り表層を意識しながら巻いていくのが良いでしょう。
基本的には底を狙うのがベターですが、活性が高い場合や、捕食対象となる餌(ベイト)が表層に浮いているのか、それとも下にいるのかなどの状況に合わせて狙う層を色々試しながら探っていくのがいいと思います。
特に朝マズメで活性が高く浅瀬にヒラメが回遊してきている場合で、サーフなどの浅い場所なら着水から着底を待たずにただ巻きでヒットすることもあります。
③日中は基本的に「ストップ&ゴー」で探る
朝マズメや夕マズメ以外となる日中は基本的にヒラメが底に張り付いているパターンが多いので、ストップ&ゴーが有効です。
フリーフォールでも、テンションフォールでもどっちでもOKでとにかく底につけばOK
速度は底から離れすぎないスピードで巻きます。※潮の流れの強弱で浮き上がる高さと巻き速度によって大きく変化します。【ここは結構重要ポイント】
着底まで待ち、着底したらできればすぐさま巻き始める【着底してから放置してる時間が長いと見切られます】
ヒラメを狙うためのワームの動かし方は基本的にこれを繰り返すだけでOKです。
私のリールを巻くスピードは巻取り量が70〜80cmのリールであれば1秒に3回転ぐらい。100程度のハイギアリールなら1秒で2回転ぐらいですが、流れの強さや抵抗がある場合などはもう少しゆっくり巻いたりなど、ヒラメがどの層にいるかをイメージしながら巻き取るのが良いです。
ヒラメをストップ&ゴーでヒットさせた時の動画
浅い場所や潮の流れなどいろいろな条件で巻くスピードは早くしたり遅くしたり状況に応じて変化を加えてみて、どれに一番反応がいいかは見つけながらやっていくしかありません。
このストップ&ゴー以外にもリフト&フォールなども有効ですし、着底させたら1〜2回ちょんちょんとシャクった上で巻くというのも効果的なのでその場所でどのアクションが反応がいいのかは色々試してみるといいでしょう。
ヒラメは40センチ以下のサイズはソゲと呼ばれ、釣り人の中ではリリースサイズと言われています。ですので40センチ以上のヒラメが釣れた時は結構嬉しいもんです。お試しあれ。
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