夏のサーフ釣りって最高に気持ちいい反面、「足元の砂問題」に悩まされる方、多いですよね。
私も長年、クロックスで釣行していましたが、砂や砂利がガンガン入ってくる不快感にずっと悩まされていました。釣りに集中したくても、足がジャリジャリして全然集中できない…。そして結果、体力を奪われランガンできずに釣果が落ちる。
そんな悩みを一発で解決してくれたのが、今回紹介する「RBB サーフシューズII Hi」。

結論から言うと、「もっと早く買えばよかった」と思えるレベルで快適です。
この記事では、実際に私が夏のサーフで使ってみたリアルな使用感(インプレ)を中心に、気になったポイントや他のシューズとの比較も含めて詳しくレビューします。
夏のサーフの釣りは足元が不快じゃ集中できない
夏のサーフゲームは、水に浸かりながらキャストできる気持ちよさが魅力です。青物やヒラメ、マゴチを狙ってランガンする釣行スタイルも、この季節ならではの楽しみですよね。
でも真夏の炎天下で汗だくムレムレのウェーダーでは、流石に体力が余計に奪われランガンどころではないでしょう。逆にウェーダーではない状態でも足元の装備が甘いと、その楽しさが一気にストレスに変わります。

こういうウェーダーを履くのがしんどい季節に、私が以前よく使っていたのはクロックス。

履きやすくて軽く、水にも強いので「これで十分じゃないか?」と思っていました。しかし、いざ長時間サーフを歩くと、細かい砂や砂利が容赦なく足元に侵入。気がつけば、靴の中がジャリジャリで痛くなるし、何より気持ち悪さと不快感て釣りに集中できませんでした。

さらに砂より粒が少し大きめの砂利浜でやろうもんなら、不快感を超えて足裏に痛みも感じます。
「夏にウェーダーは暑すぎる。でもサンダルでは砂・砂利のストレスもあり快適性はない」
このジレンマをどうにか解決したいと思い、たどり着いたのがRBB サーフシューズII Hiでした。
RBB サーフシューズII Hiとは?基本スペックと特徴

「RBB サーフシューズII Hi」は、釣りウェアブランド「リバレイ(RBB)」が展開する夏のサーフ釣りに特化した専用シューズです。
私がこのシューズを選んだ理由はただ一つ。
そして、このRBB サーフシューズII Hiはその期待をいい意味で裏切ってくれました。
ハイカット+オールニット構造で砂の侵入をシャットアウト

RBB サーフシューズII Hiの最大の特徴は、ハイカット設計とオールニット素材の組み合わせ。足首までしっかり覆う高さがあり、履き口には調整可能なゴムバンドが付いているため、砂や小石が入るスキがほとんどありません。
さらに、アッパー部分は縫い目のないニット素材で構成されており、砂粒が通りにくい繊維構造なのに、水抜けや通気性は抜群。まさに“釣り人のためのマリンシューズ”といった印象です。
軽くて柔らかいソールが歩きやすい

RBB サーフシューズII Hiのソール部分は軽量EVAフォーム+ラバーの2層構造。見た目はしっかりしていますが、手に取ると驚くほど軽く、実際に履いて歩いてもまるで裸足のような軽快さがあります。
砂浜のような柔らかい地面でも疲れにくく、波打ち際でぬれた状態でもしっかりグリップ。長時間のランガンでも、足への負担は最小限に抑えられます。

ただし藻が生えているような石を足場にするのはこのRBB サーフシューズII Hiだと流石に滑るので、そういうフィールドメインとなる場合はフェルト系スパイクなどにするべきです。
ラッシュガードやレギンスとの併用で快適さアップ


公式にも推奨されている通り、このシューズはレギンスやラッシュガードとの組み合わせでさらに効果を発揮します。
足首まであるトレンカタイプのスパッツをシューズの上から被せれば、砂が入るすき間を徹底的にブロック。見た目もスマートで、夏場でも蒸れにくく、快適に釣りに集中できます。

ちなみにレギンスは、私はユニクロの「エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ」を愛用しています。とても快適でお気に入りなのですが、現在は販売終了しているようです。ただ、もしかすると今後リニューアルなどで再登場するのでは?と期待しています。

「RBB サーフシューズII Hi」を実際に使ってみた感想|実釣インプレ
結論から言います。
夏のサーフ釣りで、ここまで快適に釣りに集中できたのは初めてです。
実際にサーフで1日中ランガンした時の体験を元に、感じたことを正直にレビューします。
一日歩いても「砂ゼロ」。足の不快感が完全になくなった
以前クロックスを使っていた時は、釣りをしながら何度も靴を脱いで砂を出す必要がありました。それがこの「RBB サーフシューズII Hi」にしてからは、まったく砂が入らない。

ラッシュガードと組み合わせて履いたおかげもありますが、波打ち際をジャブジャブ歩いても不快感ゼロ。
「靴の中が快適」というだけで、ここまで釣りに集中できるとは思いませんでした。
軽くて動きやすい。ランガンに最適な機動力

このシューズ、見た目よりかなり軽量です。
EVAフォームのソールが柔らかくてクッション性があり、砂浜でも足が沈みにくく、滑りにくい設計。足にしっかりフィットしてくれるので、長時間歩いても靴ズレや疲労感がありません。

実際、5時間以上の釣行で数キロ移動しましたが、砂や砂利による足元のストレスは一切なく、海水の気持ちよさだけ感じる。これこそサーフを歩き回るサーフアングラーのための靴だと感じました。
クロックスや他の靴の決定的な違いは「ストレスフリー」と「気持ちよさ」

クロックスをはじめとするサンダル系は、水辺で履ける反面、砂利・熱・滑りやすさという弱点があります。また砂浜に交じるガラス破片などにより、足裏を痛めるリスクも高いです。
サーフで磯靴やランニング系のシューズを使う方もいますが、あらゆる隙間から細かい砂や砂利は容赦なく侵入してくるので、これもまた足元はストレスマックス。
これが、クロックスや他のシューズにはないサーフシッフィングでの「気持ち良い&ノンストレス」に直結しています。
RBB サーフシューズII Hiの気になった点・注意点も正直にレビュー
ここまでベタ褒めしてきましたが、当然ながら完璧な製品というわけではありません。
実際に使ってみて気になった点や、使う上で注意すべきポイントもあったので、正直にお伝えします。
濡れた状態では脱ぎ履きがしづらい

ニット素材が足にぴったりと密着する構造ゆえに、水に濡れると脱ぎにくくなるというデメリットがあります。
特に釣行後、濡れたままの状態で脱ごうとすると、足と素材がくっついてなかなかスムーズに脱げません。無理に引っ張って脱ぐとソールとの接着部分に負荷がかかり、劣化を早める可能性があります。
サイズが以下のような展開になっているので、多少大きめサイズを選ぶとスムーズに着脱がしやすいかなという印象です。
サイズ | S | M | L | LL | 3L |
---|---|---|---|---|---|
対応足サイズ(cm) | 24.5 | 25.5 | 26.5 | 27.5 | 28.5 |

私は足のサイズが27センチですが、LL(27.5)を購入して多少余裕があったため、濡れた状態での着脱も比較的スムーズでした。あとは素足ではなく薄手の乾いた靴下やダイビングソックスなどを履けば履き直しも楽です。
濡れたゴロタや滑りやすい場所は苦手
このシューズは、砂浜や波打ち際などの柔らかく平坦なフィールドに特化した作りです。
ソールはラバー+EVAの軽量構造ですが、フェルトスパイクのような強いグリップ力はありません。
足場が悪いポイントや磯場がメインになるシーンでは、専用のスパイクシューズやフェルトソールの使用をおすすめします。
耐久性は“釣行頻度によって評価が変わる”
私の場合、週2〜3回の使用で1シーズン問題なく使えましたが、使用後のケアが甘いと劣化は早まります。

特に海水に濡れた後、放置すると接着剤の劣化やニオイの原因にもなり得るので、真水でしっかり洗い、陰干しすることが必須です。
サーフ用シューズは消耗品と割り切る方も多いと思いますが、丁寧に使えば十分1〜2シーズンは活躍してくれる印象です。

とはいってもRBB サーフシューズII Hiの価格は実売7,000〜8,000円。磯用のスパイクシューズと比較すると安価なので、逆にこれならガッツリ使い潰すという考えでも全然ありです。
夏のサーフ釣りにおすすめの「砂が入らない靴」を比較

RBB サーフシューズII Hiを使ってみて、確かに「これは決定版だ」と感じましたが、釣具市場には他にも“砂が入りにくい”を売りにしたシューズがいくつか存在します。
ここでは、サーフ釣りで人気のある数足と比べて、それぞれの特徴や違いを簡単に整理してみます。
RBB サーフシューズII Hi(リバレイ)

- ハイカット+オールニット素材で砂をシャットアウト
- 水抜け抜群・軽量で長時間のランガンに最適
- 履き口を絞れるベルト構造でフィット感も◎
- レギンス・ラッシュガードとの組み合わせで効果UP
- 砂が入る不快感を解消したい
- 足元を気にせず水に浸かりながら快適に釣りしたい
- 砂浜・小砂利メインでストレスフリーでランガンしたい
→ 「砂対策×快適さ」のバランスが非常に高く、現状トップクラスの快適性

この記事でインプレしているシューズ。とにかくサーフや砂利メインでたまには海に足を浸かりながら気持ちよく快適にランガンしたいのであれば、これが間違いない一足。そして1万円を切る価格で、使えば分かるコスパ最強モデル。

シマノ ドライシールド・ハイカットシューズ

- ダイヤル操作による着脱ができ、自在にフィット
- 表面素材が硬めで足首のサポート力高め
- 砂の侵入も少ないが、やや重め
- 3Dカットピンフェルトで雨・ぬかるみにも対応可能
- サーフだけではなくあらゆる場所で使える万能シューズを探している
- ウェーディングする足場が小岩も多い
- 砂地と磯場が点在しているフィールドで釣りをする
→ 脱ぎ履き重視派&どの足場でも安定感を求める人向け
ただし夏の暑いサーフゲームでは足のムレが気になります。足首部分はレギンスで覆うことでなんとか砂の侵入はギリギリ防げるかな?というところ。

サーフはもちろん、磯場や藻場、ゴロタといった多様なフィールドにも対応できる、まさに一足でオールラウンドに活躍してくれるシューズです。

[SIXSPACE] マリンシューズ

- 軽くて安価、ソックスタイプが多い
- 通気性・速乾性は良いが、砂は多少入る
- 海水浴でも使えるファッション性
- とにかく低価格重視で試しに購入したい
- 釣り以外の海水浴でも使える軽量なタイプがほしい
→ お試しで使ってみたい初心者向けモデル

釣りの頻度が少なめで、これから夏のサーフフィッシング、海水浴などあらゆる水遊びを気軽に楽しみたい方向けにおすすめ。ただし砂の侵入防止はほぼ期待できないと考えておいてください。

私が「RBB サーフシューズII Hi」を選ぶ理由
いくつか使ってみたうえで、私がRBB サーフシューズII Hiを推す理由は、やはり砂が入らない安心感と、機動力・快適性のバランスの良さに尽きます。
サーフシューズを購入する前に|サイズ選び&セットで揃えたいアイテム

「RBB サーフシューズII Hi、良さそうだな」と思っても、ネットで購入するなら気になるのがサイズ感と一緒に揃えるべき装備ですよね。
ここでは、実際に使ってみて感じた「選び方のコツ」と「あると便利なアイテム」を紹介します。
サイズ選びの目安|ジャスト〜やや大きめが安心
RBB サーフシューズII Hiは、以下のサイズ展開となっています。
サイズ | S | M | L | LL | 3L |
---|---|---|---|---|---|
対応足サイズ(cm) | 24.5 | 25.5 | 26.5 | 27.5 | 28.5 |

実際に履いた感覚としては、かなりフィット感の強い作りです。ぴったりすぎると窮屈に感じやすいので、迷ったらワンサイズ上を選ぶのが無難だと思います。
特にレギンスやマリンソックスと合わせて履く場合は、薄手のソックス込みでのサイズ感を考慮すると安心です。
セットで揃えたい快適な釣行のための相性アイテム
RBBサーフシューズII Hiの性能を最大限に引き出すために、一緒に使うと効果的なアイテムも紹介します。
ラッシュガード・レギンスタイツ(トレンカタイプ)

足首から上を覆い、砂やゴミの侵入をさらにブロックしてくれます。シューズの履き口にかぶせるようにして使えば、肌に砂が触れることもなくなります。
一般的なタイツやレギンスでもOKですが、トレンカタイプは「かかとが固定される」ためズレにくく、釣行中ずっと快適に保てるという利点があります。

最近ではUVカットや冷感機能がついているタイプもあるので、夏の暑さ対策としてもかなり有効ですね。
■ マリンソックス(ネオプレーン素材 or 通常の靴下)

砂の不快感を和らげたいなら、マリンソックスやスポーツソックスとの併用がおすすめです。防寒目的ではなく、快適さ・滑り止め・汗吸収の意味でも◎。
サーフ用ロッドスタンド(竿受け)

足元だけでなく、リールへの砂被害を防ぐためにも必須アイテム。MCサンドポールなど、砂地に挿せるタイプが軽量&コンパクトでおすすめです。

結論|「砂に悩まない」サーフゲームなら「RBB サーフシューズII Hi」一択


「サーフの釣りは好きだけど、足元の不快感だけはどうにもならない」そんな悩みをずっと抱えていた私にとって、「RBB サーフシューズII Hi」はこの夏・秋のサーフゲームを乗り越える最強のアイテムとなりました。
実際に使ってみて感じたのは、“砂が入らない”という安心感だけで釣りの快適さが劇的に変わるということ。
- 砂や小石が足に入らない
- 軽くて長時間歩いても疲れにくい
- 波打ち際に立ち込んでも不快感ゼロ
この「ストレスからの解放」が、真夏のサーフフィッシングの集中力の持続と引き換えに、楽しさを最大限に引き出してくれます。
RBB サーフシューズII Hiをおすすめしたい人
- クロックスやサンダルで砂に悩まされた経験がある方
- 夏のサーフで快適にランガンしたいライトショアジギング・ヒラメ・マゴチ狙いの釣り人
- ウェーダーが暑すぎて使いたくない方
- 快適装備に投資して、釣果だけに集中したい方
RBB サーフシューズII Hiは公式ページでも購入できますが、2,000円以上安い、Amazonや楽天・ヤフーショッピングでも購入可能です。
カラーやサイズも豊富なので、この記事を読んで気になった方は、ぜひ以下からチェックしてみてください。

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