【USB-C給電】ダイソーの新作エアーポンプ(1,100円)が優秀。停電対策にも。

ダイソーの観賞用「エアーポンプ(USB-C給電)」をインプレ。

2025年7月、ダイソーからUSB Type-C給電のエアーポンプ(税込1,100円)が発売されました。

昨年に発売された770円乾電池で動作するモデルとは異なり、USB-Cで給電できる据え置き型です。

たにせん

今回は釣り目線で、この新作モデルがどんな場面で使えるのか、逆に不向きな場面はどこかを正直にレビューします。

もくじ
筆者について

鹿児島生まれの釣り好き。実家は鮮魚店。漁師の家系で育ち、幼い頃から海と釣りが身近な存在。親父の船が係留された港まで家から徒歩30秒という環境で培った経験をもとに、自分なりの釣り方やコツを発信しています。プロではありませんが、気軽な参考として楽しんでいただければ嬉しいです。

1,100円のダイソーエアーポンプは釣行はNG。防水ではない注意点

1,100円のダイソーエアーポンプは釣行はNG。防水ではない注意点

結論から言えば、この新作エアーポンプあくまでも「観賞魚用品」とパッケージに記載があるとおり、釣り場使用には不向きです。

理由は、USB給電専用&防水ではない設計ということです。

電源がモバイルバッテリーでも取れるとはいえ、防水機能がないために、水しぶきのある釣り場や車内のバケツ使用では故障リスクがあります。

たにせん

もし釣り中や持ち帰り用の活かしバケツに使いたいなら、770円の乾電池モデル(防滴仕様)が適しています。

活かした魚を「持ち帰った場合」に活躍する

ただしこの1,100円タイプのエアーポンプは、釣り上げて活かした状態で魚を持ち帰った場合に重宝します。

釣行当日や次の日は魚を食べる予定がないならエアーポンプで活かしておき、食べたい日を調整することが可能です。

たにせん

特に根魚は他の魚種に比べて持久力が強いので、海水で活かした状態で持ち帰り、この観賞用エアーポンプで血数日間泳がせておけるでしょう。

この日はロックフィッシュ狙いでワームで釣りしていたら、たまたまクエが連れたので持ち帰りましたが、釣りをした当日以外で寝かせて食べる日程を調整したい場合にはこのエアーポンプが役立つでしょう。

釣り好きで、個人で飲食店を営んでいる方なら、特にこういう使い方で鮮魚として提供することもできるのではないでしょうか。

ダイソーの新型1,100円のエアーポンプの基本仕様と特徴

今回の新作のエアーポンプは基本的に釣り専用というわけではなく、メダカなどの観賞魚を目的とした水槽で小さな魚を飼育している方向けの商品ではあります。

  • 価格:税込1,100円
  • 給電:USB Type-C(5V/1A以上推奨)
  • モード:強・弱の2段階切替スイッチ付き
  • 静音設計:ゴム脚採用で振動・音を軽減
  • 付属品:チューブ・エアーストーン付属
  • 防水性能:なし(屋内専用)
  • モバイルバッテリー給電:可(短時間推奨)

乾電池非対応・バッテリー非搭載のため、常に電源供給が必要な仕様となっており、持ち運びタイプではないことは理解しておきましょう。

モードはLowとHighの2つのモードがあります。

USB-タイプCでモバイルバッテリーでも低電力で長時間OK

このエアーポンプの給電はUSB-Cで行うことができるため、普段使っているスマートフォンの充電ケーブルをそのまま応用できますし、モバイルバッテリーでもからの給電でも動作します。

実際に10000mAhのモバイルバッテリーに差し込んで稼働させたところ、ハイモードでもちょうど24時間は起動し続けたままで使えました。電源がない場所でも使えそうです。

省エネでハイモードでも乾電池タイプと比べて残量の心配をする必要がないですし、連続利用でずーっと酸素供給できるるメリットも大きいです。

静粛性はそこそこあり

また本体の底面にはゴム脚採用によりエアーポンプ動作時の振動・音を軽減するような設計になっています。

本体自体の振動や騒音はそこまでありませんが、酸素供給側のエアーストーン側は結構音は鳴るので、総合的に見たら動作音は結構響きます。

たにせん

もちろん部屋内で音楽鑑賞やテレビなどの生活雑音があれば気にならないレベルですが、何も雑音がない場合は結構気になる音ではあります。そこまで静音の効果はないかもしれません。

ストーンの泡は大きめ

ダイソー1,100円のエアーポンプのストーンは大きめ

770円で販売されていた乾電池式のエアーポンプのストーンと比べると今回のストーンは結構大きめで丸い形状のストーンとなっていました。

1,100円エアーポンプ付属のストーンの泡

付属のエアーストーンの実際の泡は大きめで、「ザ観賞用」といった演出重視の設計になっています。

ただし泡が大きいと高比重の海水では酸素の酸素の溶解効率は低いため、魚への酸素供給が効率的に行えない場合があります。

泡のきめ細かいエアーストーンへ交換

よって別に100均(セリアやダイソー)で販売している細かな泡が出るエアーストーン(セラミック製)に交換しておいた方が、釣り上げた魚にも十分に酸素供給が行えます。

たにせん

釣り上げた魚をせっかく美味しく食べるなら、なるべく魚にストレスを与えない環境で活かしておくのが大事なので、私的にも交換しておくことをおすすめします。

2種のエアーポンプ乾電池式(770円)とUSB-C給電モデル(1,100円)の違い

項目770円モデル(電池)1,100円モデル(USB)
使用場所屋外・釣り場OK室内専用
電源方式単三電池2本USB-C(5V/1A)
防水性バケツ使用OK防水なし
静音性モーター音ありゴム脚+静音設計
エアー調整2段階切替2段階切替

屋外・釣り用なら770円モデル自宅水槽なら新型USBモデルと使い分けるのがベストです。

USB-Cモデルは室内の観賞用水槽にぴったりです。理由は以下の通り:

  • USB-C給電だからコンセントやモバイルバッテリーで柔軟に設置
  • 強/弱切替で水槽サイズに合わせたエアー調整が可能
  • ゴム脚で振動音が少なく、室内でも多少静か
  • スペアパーツの交換ができる

また長時間回し続けることになるので、スペアパーツを交換することができます。性能維持をさせるため、半年〜1年を目安で交換を推奨されています。

【夏休み向け】釣った魚を自宅で飼育するならこのエアーポンプ

釣りで持ち帰った魚を自宅のバケツや水槽で**「飼ってみたい」**という子どもにもおすすめ。夏休みの自由研究用に、簡易水槽で観察する際のエアーポンプとして役立ちます。

屋内なら防水を気にする必要もなく、モバイルバッテリーがあれば置き場所の制約も減ります。

売り場はダイソー店舗の「園芸・飼育コーナー」をチェック

ダイソー店舗の園芸もしくは飼育用品コーナーに置いてあり、今回のエアーポンプは釣り専用ではないので、釣具コーナーにはないため注意が必要です。

店舗によっては売り切れもあるので注意。公式オンラインショップでの取り扱いは確認できていません。

まとめ|釣り場では使えないが室内用のエアーポンプとしてコスパ最強

  • 釣り場での活かしバケツ使用には不向き(防水なし)
  • 自宅水槽のエアレーション用ならUSB給電+低電力で非常に優秀
  • 税込1,100円でこの性能なら買い
  • 停電時や電源がない場所でもモバイルバッテリーで駆動する

室内飼育用エアーポンプを探している人には強くおすすめできる一台です。

逆に釣り場へ持って行く場合や活餌の酸素供給として使うなら、従来からある乾電池駆動式のエアーポンプ(770円)の方が圧倒的におすすめです。

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